前南城市長のセクハラ疑惑をめぐる問題で、2025年11月から12月にかけてSNSで被害を訴えた女性を脅したりしたとして警察は2月19日に糸満市の77歳の男を逮捕しました。

被害女性は「男が知るはずのない個人情報をどのように入手したのかを明らかにしてほしい」とコメントしています。

強要未遂と名誉棄損の容疑で逮捕されたのは、糸満市に住む無職の富山嘉夫容疑者(77)です。

警察や関係者によりますと富山容疑者は2025年11月9日から14日にかけて、県内の女性に対して「セクハラ被害を受けたとマスコミに吹聴して南城市長を陥れた」として、女性や親族の実名を公表すると脅す内容の投稿を5回行い、自身に連絡をさせようとした疑いが持たれています。

また、2025年11月15日から12月16日にかけては、被害女性の実名を出したうえで「虚偽の被害申告をしている」などと誹謗中傷する投稿をSNSに15回していた疑いも持たれています。

県警は捜査に支障があるとして富山容疑者の認否を明らかにしていません。

関係者によりますと、富山容疑者は前南城市長のセクハラ問題について、SNSで被害を訴えた女性を中傷するコメントを繰り返し投稿していました。

被害女性は代理人を通じて「逮捕という情報に接し、少しほっとしています。セクハラ被害を訴えただけなのに嘘の被害申告をした加害者のように面白おかしく誹謗中傷され、とても傷つきました。厳しく処罰してほしいと思いますし、誹謗中傷された内容には犯人が知るはずのない個人情報が含まれていたので、その入手方法も含めて真実が明らかになることを期待しています」とコメントしています。