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琉球の貴重な動植物を紹介する「リュウキュウの自然」です。案内は動物写真家の湊 和雄さんです。

湊 和雄さん「今年も宜しくお願いします」

今回は今年1回目、なので「午年を飾る生きものたち」です!

リュウキュウの自然:午年を飾る生き物たち

湊 和雄さん「さて、年も改まり今年は午年。毎年、最初の放送では、その干支に因んだ生き物を紹介していますが、難しい年もあります」

しかし、馬は結構あるんですよ、リアルから例えまで。

一体どんな馬が出てくるのか!?早速VTR見てみましょう!

湊 和雄さん「まずトップバッターは、リアルな馬から。場所は与那国島、と言えばヨナグニウマですね。こんな南国の離島らしい環境で見られます」

リュウキュウの自然:午年を飾る生き物たち

湊 和雄さん「と言っても、いつもこのコーナーで紹介する野生動物ではありません。在来馬と呼ばれる古くから飼育されてきた小型の品種で、ポニーに分類されます」「日本には8品種の在来馬が知られていて、琉球列島では他に、ミヤコウマ、トカラウマがいます。古墳時代に大陸から連れてこられたモウコウマが起源だとされています」

湊 和雄さん「明治維新以降、西洋の大型の馬種との交配が推進されましたが、ヨナグニウマは対象外で、比較的純粋な状態で残されていると言われます。現在130頭ほどが飼育されています」

湊 和雄さん「与那国島以外でも飼育されていますが、与那国島では数カ所に分散して飼育、繁殖されています。と言っても、すべてが純血のヨナグニウマではなく、他の馬の血が混ざったものもいます」

リュウキュウの自然:午年を飾る生き物たち

湊 和雄さん「さて、次は馬ではないけれど、ウマを含む和名の生き物たち。これは冬の渓流で活動しているカマドウマの仲間、ズングリウマという昆虫です、翅はありません」「カマドウマというのは、本土の昔の台所(竈)など屋内によくいたことから。あるいは便所蟋蟀(コオロギ)などとも呼ばれるグループです。ズングリウマには、ヤンバルミナミウマなど複数の別名もあります」

湊 和雄さん「次は植物です。ウマノスズクサというグループがあります」

リュウキュウの自然:午年を飾る生き物たち

随分ユニークな形の花ですね!?

湊 和雄さん「(同意)しかし、馬の鈴は実に付けられた名前だそうです(見たことない)。沖縄では沖縄本島から奄美諸島にリュウキュウウマノスズクサ、久米島と先島諸島にこのアリマウマノスズクサが分布しています。ウマノスズクサ類は有毒植物で、ジャコウアゲハやベニモンアゲハの食草(幼虫の餌)として知られています。亜熱帯沖縄では、ジャコウアゲハは真冬でも活動しています。これも沖縄では冬に開花するエゴノキの花に訪れたところです」

湊 和雄さん「こちらは、今頃満開を迎えたツワブキの花で蜜を吸っているところ。さらに間も無く開花するカンヒザクラの花でもよく見かけます」

リュウキュウの自然:午年を飾る生き物たち

カンヒザクラのショッキングピンクと黒のコントラストが映えますね!今年も期待しています!以上、リュウキュウの自然でした。