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2025年8月、宮古島駐屯地の前警備隊長が市民をどう喝した問題で、市民団体は県警と検察に厳正な捜査と処分を求める署名活動を実施しました。
この問題は、8月6日、宮古島市で陸上自衛隊が実施した徒歩訓練で、当時、宮古島駐屯地の警備隊長が抗議活動をしていた市民団体に「許可を取れ」などとどう喝し詰め寄ったものです。
これを受け、どう喝を受けた団体は警備隊長の行為が強要罪にあたるとして、9月25日付けで宮古島警察署に刑事告発していました。しかし、県警の捜査が進まないうちに12月、この警備隊長は別の部署に異動しています。
「沖縄平和市民連絡会」と「ノーモア沖縄戦・命どぅ宝の会」のメンバーは、12月12日那覇市で会見し、12月6日から県警と検察に対し厳正な捜査と処分を求める署名活動を開始したと発表しました。
ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会の共同代表・清水早子さんは「うやむやになっている状況の中で(警備)隊長は12月1日付で移動になりました。正当な表現行為を行っていた私たちに強要してやめさせようとしたのは憲法違反でもあると思いますので」と話しました。
この活動で、すでに222人分集まっていて、12月15日の週にも県警本部に提出するということです。
