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農作物に被害を与えるセグロウリミバエが2025年11月、宮古島市で初めて確認されたことを受け、12月5日、周辺地域で寄生調査が行われました。

セグロウリミバエは、主にウリ科の植物に寄生し、まん延すると農作物に大きな被害を及ぼす害虫です。

11月28日には、宮古島市城辺のトラップ調査で1匹のセグロウリミバエが初めて確認されました。これを受け12月5日、周辺地域では確認場所から半径4キロ以内を対象に寄生調査が行われました。

周辺地域では主にヘチマが栽培されていて、県の職員などが農家に話を聞きながらセグロウリミバエの有無を確認していました。農家から提供を受けた作物は卵の有無を確認するため2週間ほど袋に入れ保管されるということです。

県の担当者は「小さいものや、大きくなりすぎたあと、腐ったものとかそういう作物からセグロウリミバエが出てくる。きれいな作物は取って食べてください。それ以外のものはしっかり片づけをしてください」と話しました。

県は引き続き、セグロウリミバエの寄生調査や農家への聞き取りを行っていくということです。