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イルカショーで多くの観客を盛り上げた海洋博公園のアイドル「オキちゃん」が、12月2日、死んでいるのが確認されました。

海洋博公園は12月2日、飼育していたメスのミナミバンドウイルカのオキちゃんが死んだことを発表しました。

オキちゃんは推定52歳で、ことしの夏ごろから体調不良が続いていて、イルカショーを休み治療と療養に専念していました。

2日午前7時ごろに、治療用のプールの底で横たわっているのをスタッフが発見し、まもなく獣医が死んでいるのを確認したということです。

死因については今後、詳細な調査が行われる予定ですが、高齢による身体機能低下に伴う疾患が主な原因だと考えられています。

オキちゃんは1975年の沖縄国際海洋博覧会から50年もの間、ショーに出演し来場者を楽しませてきました。

2025年5月にはミナミバンドウイルカとしては世界最長飼育記録を更新し、知事から「県観光特別賞」が授与されました。

玉城知事は「オキちゃんの長年の功績に対し心から感謝するとともに、やすらかな眠りを深く祈念します」とコメントしています。

海洋博公園では、2日から今週末ごろまでオキちゃん劇場の近くに献花台が用意されているということです。