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地元の中止要請を無視する形で強行されました。アメリカ軍は11月25日、嘉手納基地で2025年で8回目となるパラシュート降下訓練を強行しました。
11月25日の午後1時すぎの嘉手納基地上空、複数の兵士が、MC130・特殊作戦機から飛び降り、パラシュートを使って基地の中に降りていくのが確認できました。
日本とアメリカが、沖縄の基地負担軽減を定めたSACO最終報告では、パラシュート降下訓練は伊江島で行うことになっています。
しかし、アメリカ軍は2023年から伊江島補助飛行場の滑走路改修を理由に、嘉手納基地で降下訓練を繰り返しています。
11月17日、嘉手納町議会は訓練の中止を求める決議を採決していますが、基地での訓練は、2025年に入って8回目、8月から4カ月連続で強行された形となっています。
軍は、これまで伊江島補助飛行場滑走路の整備完了時期を今月ごろと伝えていて、今後の対応が焦点になりそうです。
