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アメリカ軍の基地の外での警察権の拡大が懸念されています。11月、那覇市と沖縄市で行われたアメリカ軍の憲兵隊などによるパトロールで計17人の軍関係者が逮捕されたことが分かりました。
アメリカ軍の憲兵隊は、11月1日未明に那覇市で単独パトロール実施し、沖縄市でも県警などと合同でパトロールを行いました。
県によりますと5日までにアメリカ軍から通知があり、憲兵隊が11月1日のパトロールで、那覇市で2人、沖縄市で15人の軍関係者を逮捕したことが分かりました。逮捕理由については、アメリカ兵の基地の外での行動を規制する「リバティー制度の違反」とされています。
アメリカ軍はこれまでも、沖縄市で合同や単独パトロールを実施してきましたが那覇市で単独パトロールが行われたのは今回が初めてです。県内ではアメリカ軍が基地の外で警察権を拡大することに懸念の声があがっています。
