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アメリカ空軍は9月26日県や地元自治体の中止要請がある中2025年5回目となる嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を実施しました。

地元自治体が反対する中でのパラシュート降下訓練は通告のあった9月26日午前11時、航空機が嘉手納基地から飛び立ち午前11時24分には5人の隊員が次々とパラシュートを付けて降りてくる様子が確認されました。

日本とアメリカが沖縄の基地負担軽減を定めたSACO最終報告では、パラシュート降下訓練は原則伊江島で行うことになっていますが、アメリカ軍は伊江島補助飛行場の滑走路改修を理由に2023年末から嘉手納基地での訓練を断続的に実施しています。

午後3時まで続いた訓練は15分間隔で9回確認され、合計62人の兵士がパラシュートを広げながらゆっくりと基地内の滑走路付近に降り立つ様子がみられました。

県はSACO合意に沿って、伊江島の滑走路改修が終わるまでは国外や県外での訓練を求めています。