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飲酒運転の危険性を実体験することで、根絶を目指そうと23日、読谷村の自動車学校で、アメリカ兵を対象に体験講習が行われました。この講習会は飲酒運転の危険性を実体験することで、根絶を目指そうと県警と県、アメリカ陸軍がアメリカ兵らおよそ20人を対象に初めて合同で実施しました。
兵士らは、飲酒を前に自動車学校の敷地内を運転したあと1時間、ビールやチューハイ、ワインなど飲んで、実際に運転に臨みました。参加者の中には、飲酒前よりもスピードが速かったり途中で棄権する人もいて、体験後のアルコール測定では基準値の2倍から3倍が検出されました。
在沖米陸軍第10支援軍マイケル・D・クラーク少佐は「同僚や部下、地域の人や周りの友だちに対して飲んだ後乗るな、飲んだらほかの方法を捜して家に帰る飲むならとにかく乗らないということを伝えたい」と話していました。
県警は、この取り組みを2026年以降も続けていきたいとしています。