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干ばつが続くアフガニスタンで、用水路建設など人道支援に尽力した医師・中村哲さんの生涯を描いたドキュメンタリー映画が那覇市で上映されました。

この上映会は、市民活動を支援する日本社会連帯機構沖縄県本部などが主催したものです。

きのうの那覇市での上映会には、およそ100人が参加。中村氏が医師として、パキスタンでハンセン病患者への診療に従事するまでの流れや、健康には「水」と「栄養」が必要だと、干ばつが続くアフガニスタンに地域住民と用水路を作って農業を支援した取り組みが紹介されました。

鑑賞を終えた男性は「生きるためにやっていること、必要な事を次から次へとやっていることは仕事の枠を超えているなと、それも自分が仕事するうえで参考になる姿勢」と語り、別の女性は「人が生きるために自分に何ができるのかということを具体的にやっているところにとっても感動します」と感想を話していました。

上映会終了後には、2022年に施行された「労働者協同組合法」の現状と展望について報告があり、働くことで地域を元気にしようと議論を交わしていました。