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那覇市に住む高齢女性が検察庁職員を装った男に現金およそ350万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
警察によりますと8月、那覇市に住む70代の女性に県外の検察庁職員を装った男から「キャッシュカードが悪用されているため調査する必要がある」と嘘の電話がありLINEに誘導されました。
その後メッセージ上で、預金口座を調査するために指定の口座に現金を振り込むよう促され、郵便局のATMから7回にわたり現金およそ349万円を振り込んでしまったということです。
女性は調査が終了すれば払った金が返ってくると言われていたものの、期日だった9月1日になっても戻ってこなかったため不審に思い、警察に相談したところ事件が発覚しました。女性はひとり暮らしで誰にも相談できなかったということです。
豊見城警察署は「公的機関の職員が電話などで現金の振込を要求することは絶対にない。1人で判断せず警察などに相談してほしい」と呼びかけています。