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6月、高額な出金をしようとした女性に声をかけ、特殊詐欺を未然に防いだとして8月26日、銀行員の女性に感謝状が贈られました。
警察によりますと6月、高齢女性が甥を装う男と一緒に沖縄銀行我如古支店を訪れ「知人に貸したいので出金してほしい」と預金口座からの引き出しを依頼してきました。
対応した屋比久利江さんが高齢女性がお金を貸す相手の名前を言えないことなどを不審に思い警察に通報し詐欺が発覚。
高齢女性は、警察を装う男から「お金を振り込まないと家族に危害を与える」と脅され、ネットバンキングで数回に分けて合計1000万円にのぼる出金を試みていて高額な取引だったことからネットバンキングが停止していて被害はありませんせんでした。
甥を装う男は、その後警察に検挙されています。
屋比久利江さん「高齢の方は特にそうなんですけど、銀行に相談して知らないメールやLINEのやり取りから不審な動きに対して、銀行からも声かけをして防げるように、今後頑張っていきたい」
感謝状を贈った宜野湾警察署の上間誠署長は「高齢女性がなかなか納得しない中、粘り強い対応に、とても感謝している」と話していました。