続いてはサッカーの話題です。サッカー・スペインリーグの、あのレアルマドリードが取り入れているトレーニングを体験できるイベントが、ことしも沖縄で開かれました。
今月8日にメディア公開された「レアル・マドリード・ファンデーション・クリニック」午前と午後に分かれ、およそ160人の小中学生が参加しました。

クリニックには、レアル・マドリードのユースチームで指導経験があるフェルナンドコーチが参加。3つのチームに分かれてボールの奪い合いをします。
細かい指導は日本人コーチが説明しますが、フェルナンドコーチの指示は英語が基本。参加した小中学生はコーチの英語での指導に慣れてくると、少しずつ積極的に動くようになっていきます。

参加小中学生「いつもは、ゆっくりパス回しをやってるけどきょうは、すぐ周りを見てパスするので難しかった」
参加小中学生「自分よりもレベルが高くて、やりがいがあって楽しかった」

参加者の中で、中学生にも負けず劣らずの動きを見せるのは、小学6年生の天願りん華さん。なんと、去年のクリニックでMVPを獲得し、本場スペインのトレーニングに招待されました。
天願りん華さん「(スペインは)練習とか練習試合が楽しかった。スペインの人はフィジカルが強いから、何回か倒されたパスもらう前に誰がフリーか見る動きがしたい(将来は)スペインで活躍したい。負けないように頑張りたいと思う」
主催者:宮城社長「沖縄のポテンシャルは高い」というコーチ陣の評価もあって、沖縄から世界に羽ばたけるような人材排出していきたいという思いでやっているので、挑戦する心、仲間を思いやる気持ち、サポートをいただくコーチ陣や両親への感謝の思いをイベントを通して学んでほしいと思っています」

将来はスペインに留学して活躍したいと目を輝かせる天願さん、スペインリーグの大舞台でゴラッソを決める姿が見られる日も、そう遠くないかも?しれません。
ことしも、県内や県外で開かれたトレーニングキャンプ参加者から1人をスペインでのトレーニングに招待するそうです。
夢の広がるクリニックですね。県内からぜひ、選ばれてほしいですね。