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クルーズ船でテロが発生した想定の訓練が宮古島市で行われ、関係機関が緊急時の対応を確認しました。
訓練は警察や消防、クルーズ船の運営会社が合同で毎年実施していて、今回は、刃物で人を刺した男が船に乗り込んだ想定で行われました。
まず、報告を受けた乗組員が船室に入れないように施錠し警察と消防に通報。その後駆け付けた警察は、男と距離を取りながら盾やさすまたを使い対応します。消防は、けが人の状況を乗組員に確認しながら現場で処置し搬送しました。
宮古島警察署の富山善裕副署長は「緊急時における行動は日頃の訓練の積み重ねが重要になりますが、今回緊張感のあるなかにおきましても適切な行動ができたと評価しております」と述べました。
宮古島警察署では今後も関係機関と連携強化を図り、テロへの備えをするとしています。