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戦後80年を迎え、戦争体験者が少なくなるなか、沖縄戦について触れて改めて理解を深める企画展が南風原町で開かれています。

この企画展は、沖縄戦について触れる機会が少なくなっている状況で「今さら聞けない沖縄戦の疑問」を解き明かすことで記憶の継承と平和の大切さについて語り継ぐきっかけにしようと開催されています。

展示会では、沖縄戦に関するアンケートを事前に募集し来館者や南風原町の小中学校の子どもたちから147件の質問が寄せられました。

南風原文化センター学芸員・玉城佳奈さんは「返ってきた回答が小学生の子どもたちからの質問が多かったので、小学生でも分かるような、できるだけ言葉を簡単にした形で沖縄戦についての質問の回答を出しております」と話しました。

質問では「なんでこんな小さな島・沖縄で戦争をしたの?」や「沖縄戦で爆弾はどれだけ落とされたの?」といった素朴な16の疑問に、不発弾や地図・資料を使って分かりやすく解説しています。

この展示会は、7月15日まで南風原文化センターで開催しています。