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うるま市の宮森小学校にアメリカ軍の戦闘機が墜落した事故から66年となる6月30日、小学校で追悼集会が開かれました。
66年前の6月30日、嘉手納基地を飛び立ったアメリカ軍の戦闘機が周辺の住宅をなぎ倒しながら宮森小学校に墜落する事故を起こしました。
当時はミルク給食の時間で、児童11人を含む18人が亡くなり200人以上がけがをしました。小学校では30日、宮森小・城前小の児童らが参加し追悼集会を開きました。
小学5年生で事故を目の当たりにした久高政治さんは「66年がたった今でも苦しみ・悲しみを感じている人がいる。同じことが繰り返されないよう事故が起こるとどのようなことになるのかを知ってほしい」と子どもたちに呼びかけました。
児童は「こんな悲惨な事故を二度と起こさないように、後輩たちにも引き継いでほしいとこの集会をしました」と話していました。
児童らは「一人ひとりの手で平和のバトンを未来へ繋いでいく」と平和への思いを新たにしていました。