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沖縄戦の激戦地を歩くフィールドワークが17日に行われ那覇市のシュガーローフでは慰霊祭が行われました。
1945年5月中旬、那覇市の新都心にある「シュガーローフ」では、日米による激しい戦闘が繰り広げられ、アメリカ軍側の死傷者はおよそ2600人、戦争神経症患者およそ1300人を出し、日本側も軍や学徒隊・住民などで多くの人が犠牲となりました。
沖縄戦の激戦地を歩くフィールドワークは県平和祈念資料館友の会が主催したもので、途中、シュガーローフでは慰霊祭が行なわれ、参加者は戦争を繰り返してはならないという思いを確認していました。
参加者は「ここが激戦区だったということをしっかり忘れないで、後世に自分たち若い世代がどんどん伝えて行く必要があるなと、より感じました」「シュガーローフの名前は聞いたことはあったんですけど、実際にどこにあるとかはハッキリと分かっていなかったんで」「那覇の中心地の場所も激戦地だったんだな、というふうに歩いていました」などと話していました。
その後、参加者らは一中健児の塔を訪れ80年前に沖縄で起こったことを確かめながら歩みを進めていました。