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人手不足と高齢化が深刻な建設業界で注目を集めている建設用3Dプリンターの見学会が15日沖縄市で開かれました。
これは株式会社Polyuseが技術開発したおよそ3メートル四方のフレーム型の3Dプリンターです。
見学会には、国や県の公共工事担当者やコンクリート業界などからおよそ70人が参加し3Dプリンターのノズルから吐き出されるコンクリートが土砂崩れを止めるための「型枠」を形づくる様子に見入っていました。型枠職人が現場で組み立ていた作業を1台で完結するということです。
見学者は「進歩した技術がうまく公共工事で使われていくことを願っています」や「すごいですね、めちゃくちゃいいとおもいいます。あんなものができれば便利だとおもいますけど、あれが普及するとうちの仕事がなくなるのかなって思った」などと話していました。
金秀建設・山内昌茂社長は「人手不足が確実に起こってきているのは事実なので、思った以上に早い時期に3Dプリンターが普及するだろうと、遅れをとらないためにも早くやっていきたい」と話しています。
3Dプリンターは、能登半島地震の復興現場でも活用されていて復興スピードの向上に貢献しているということです。