※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
 

銃刀法の一部改正によって、新たにクロスボウの所持が規制の対象となりました。それを受けて警察は処分を無償で引き受けています。

クロスボウは、銃のように引き金を引いて装てんした矢を発射させるもので、ボウガンとも呼ばれています。

クロスボウ実験映像を公開近年、クロスボウを使った殺人事件など凶悪犯罪が国内で多発したことから、国は、2021年6月銃刀法の一部を改正しクロスボウの所持を原則禁止としました。

県警・生活安全企画課の島袋潤課長補佐は「警察庁が行った実験で、人を殺傷する能力があるということで、そういった観点から規制することが必要だろうということになっています」と述べました。

法律の改正によって新たに所持する人だけでなく、すでに持っている人も県公安委員会に許可申請が必要で、許可を得ずに所持した場合には、3年以下の懲役または、50万円以下の罰金が課せられます。

法律が施行される2022年3月15日を前に県内各地の警察署では現在クロスボウの廃棄を無償で引き受けていて、10月15日時点で11件の依頼がありました。

県警・生活安全企画課の島袋潤課長補佐は「改正法が施行されますと、所持許可申請をするか、廃棄などをする必要がありますので、ぜひこの機会に県内の各警察署で無償引き取りを行っておりますので、それを検討して頂きたい」と述べました。

銃刀法改正でるクロスボウ所持が規制の対象に