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日本画や琉球絵画を学んだ、期待の若手作家3人による作品展が那覇市で開かれています。自然や生き物をテーマに、三者三様の世界観が表現された作品が楽しめます。

那覇市の住宅街にひっそりとたたずむギャラリーで開催されている3人展「デルタ」作品を出展しているのは、平良優季さん、仁添まりなさん白砂真也さんです。

3人は県立芸術大学の日本画分野の博士課程を修了し、伝統的な日本画をはじめ、琉球絵画の歴史や復元・技法などを追求するなど、いま有望な若手作家として期待を集めています。会場には、自然や生き物を共通のモチーフにそれぞれが制作した作品44点が並びます。

仁添まりなさんは「それぞれ博士課程を卒業しているのでマニアックな知識とか目の付けどころが絵にも現れているかなって思います。」と話しました。

研究してきた分野や作品の様式は三者三様で、表現の違いも見どころの1つです。

平良優季さん/ガーデンgarden【解説】ふすま窓の向こうに広がる風景を思わせる構図には、ランやソテツなど沖縄の風土を象徴する植物が色鮮やかにそして重層的に描かれている

仁添まりなさん/タイトル【解説】琉球絵画の技法を研究している画家。オオゴマダラが、まるで標本のように描かれています。額縁も手作りにこだわり、現代のインテリアにも馴染むデザイン性に仕上げています。

白砂真也さん/タコを捕る人【解説】タコと捕り手が海中で繰り広げる一瞬の追いかけっこ。タコの表情と躍動する触手がユーモアたっぷりに捉えられ、見る人の心を惹きつけます。

白砂真也さんは「魚の生きている時にしか見られない鮮やかな色とか、あとその魚が住んでいる環境まで絵の中に表現できればと思って描いているので、そういうところを見ていただけたらと思います」と話しました。

平良優季さんは「同じ絵の具は使っているんですけど、それぞれで色彩は変わってくるので、それぞれの表情、決して交わることのない3人のカラーっていうのをぜひ見てほしいなと思います」と話しました。

3人展「デルタ」は、2026年10月18日まで、那覇市のギャラリーアトスで開かれています。