これまで2期8年の県政運営を担ってきた玉城知事。きょう、退任の日を迎えセレモニーが行われた県庁には多くの人が詰めかけ、これまでの取り組みをたたえました。
玉城知事「ハイサイグスーヨー、チューウガナビラ、職員の皆さん来庁者の皆さま、おはようございます。県知事の玉城デニーです」
沖縄県のリーダーとして2期8年を務めた玉城知事が、毎週最初に行っていたのが県庁内の朝の館内放送です。職員や来庁者への情報共有とコミュニケーションの一環で始めたといいます。
玉城知事「本当にありがとうございました。センキューベリーマッチ」
これまでの放送は397回を数え、最終回は感謝の言葉で締めくくられました。
玉城知事 今朝の登庁「おはようございます」「いつものさわやかな朝です」
きょうが知事としての最後の登庁です。退任会見に臨み、2期8年を振り返りました。2018年、翁長前知事の死去に伴う知事選で初当選し就任した玉城知事。就任直後の2019年の首里城火災や2020年以降には新型コロナウイルスの感染拡大に伴う対応などに追われました。
玉城知事「(新型コロナで)3年余りにわたって県内の経済活動はもちろんだが、すべての方々の貴重な時間が奪われた」「果たしてそれでいいのだろうかとずっと自問自答しながら、どれを最優先するかはまさに県民の命を守ることだった」
基地問題では辺野古新基地の軟弱地盤工事を巡り、県の不承認を受け、国が代執行で進めているほか、2022年末・政府の安保3文書改定以降は県内での自衛隊増強などが続いてきました。
玉城知事「国に基地問題であれ外交であれ、任せたままにしておくと、県民に十分な理解や説明が進まないまま過重な負担が減らないどころかさらに増え続けていくことへの動向と不安」「辺野古の問題こそが、日本国内における民主主義の問題を浮き彫りにしている。浮き彫りにしたまま、行われているということに国民県民が、どう関心を向けていくかということが、自分事として、この国とはどういう国の姿をしているのかと考えるべき課題だとして、あえて申し上げておきたいと思います」
県民「政府にちゃんと県民の意見を言える知事だったと思います」
県民「お疲れ様でしたと、次期到来を待ってますと(伝えたい)」
県民「明るさと庶民性をもって、接してもらえたなと思います」「デニーさんには感謝と、今後もますます大きく羽ばたいてくださいという思いです」
県庁の1階で行われた退任セレモニーには、知事をねぎらおうと多くの県民や県職員が集まりました。
玉城知事「みんなの発想と力があれば、県民をもっと幸せにすることができます。そして、これからの沖縄を皆さんが描く未来の形に作っていくことが必ずできるということを信じています」「未来に向かって歩いていくその姿を、私はこれからも皆さんを見守っていきたいと思います。グスーヨーナマカラデヤイビンド、皆さんの時代はこれからですよ。マジュン、チバティイチャビラナヤーサイ、一緒に頑張っていきましょう。ありがとうございました」
玉城知事は集まった人に「みなさんと仕事ができて幸せでした」と伝え、最後のメッセージを送りました。
大きな拍手と「ありがとう」という声が響くなか、玉城知事は県庁をあとにしました。
