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家族の介護や世話を日常的に担う「ヤングケアラー」について理解し、支援のあり方を考えるシンポジウムが開かれました。

このシンポジウムは県の「ヤングケアラー支援体制強化事業」の一環として開かれたものです。

県が行った実態調査によりますと家族の介護や世話を日常的に肩代わりして担っているいわゆる「ヤングケアラー」は県内で推定7450人いると報告され、その現状や課題・支援者の役割について3人の専門家が講演しました。

浦添市立宮城小学校の内田篤校長は「ヤングケアラーかどうか」「虐待かどうか子ども側から特に小学生から中学の初期は絶対に分からないと思う」と話しました。

長年、学校現場で子どもたちとの対話を重ねてきた小学校の校長は、「声かけが支援の第一歩」として指導や追及ではなく「朝ごはん、食べた?」など、安心感のあるアプローチをしてほしいと話しました。

また、子どもの「お手伝い」と「ヤングケアラー」の違いについて次のように説明されました。

県ヤングケアラー・コーディネーター石川七恵さんは「子が今担っている役割を放棄すると家庭が機能しなくなるいわゆる機能不全家族というもの」「子が抜けたら家庭が回らない」「役割を放棄するノーという選択肢が子ども本人に許されているかどうか」と話しました。

参加した人は「難しい面もあるけど対話だったり雑談だったり、そういう話を聞いていく中で見つけられる部分というのも多少なりともあるかなと感じている」と話しました。

参加した人たちは身近な大人にできる支援のあり方について考えを深めていました。