先日、熱戦を終えたミラノ・コルティナ五輪。過去最多となる24個のメダルを獲得した日本は大会ごとに数を増やしています。その五輪を見据え、SUPで沖縄から世界に挑んでいるのが荒木珠里 (あらき・しゅり)選手。大海原での練習に励んでいます。
荒木珠里 選手「SUPを始めたのはお父さんの前に座って」「一緒にサーフィンしたのがきっかけ」「4・5歳の時」
幼い頃からSUPに親しみ、その多くを広い海で過ごしてきた荒木珠里選手。この日も父・汰久治(たくじ)さんとともに恩納村瀬良垣から本部を目指す練習に励みます。大きな翼を手に風を受けながらボードを操る「ウィングSUP」です。
荒木珠里 選手「本当に難しい、自然を相手にするのは」「いろいろな場所によって海の動きも違うし」「天気によってもコンディションも変わっていく」「練習にしっかり取り組んで、その成果をレースで存分に発揮する」「そういうところが一番難しいと思う」「沖縄の深い外洋の海にお父さんとずっと練習に出ていて」「深い海なので水がとっても動くので」「今までで誰よりも難しい練習をしてきた」「それが今の僕にすべてつながっていると思う」
2019年、史上最年少の13歳でハワイの約60キロの海を渡る世界選手権(モロカイチャレンジ Molokai Challenge)に出場。世界レベルのエリート選手を相手に日本人トップとなる第7位の成績を収めると、高校入学と同時にプロ活動を始めた2022年には世界選手権(ISA)でチャンピオンに。
そして去年、SUPのおもな4団体による世界大会すべてを制覇!世界統一チャンピオンに君臨しました。
荒木珠里 選手「4団体統一は僕の大きな目標だったので」「自分が今までやってきたことがすべて結果につながった」「それを達成できたのはうれしい気持ちでいっぱいだった」「自分の力だけでなく家族の支えだったり」「遠征中はいつもお父さんがサポートしてくれているので」「そのおかげで結果を残せたと思っている」
2032年夏にはオーストラリア・ブリスベンでの開催が決まっている五輪。SUPは公式種目になることが有力視されていて、荒木選手は金メダルの有力候補でもあります。
荒木珠里 選手「目指しているのは2032年のブリスベンオリンピック」「SUPを種目化して、そこで金メダルをとるのが」「一番の目標であり夢でもある」
波と風を操り、数々の栄冠を掴んできた荒木選手。大きな夢の前に広がる果てしない海でオールを漕ぎ続けます。
