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23年前、アメリカ兵から性暴力を受けたオーストラリア人女性が3作目となる自伝を自費出版し、1冊を県立図書館に寄贈しました。
キャサリン・フィッシャーさんは、2002年に神奈川県横須賀市でアメリカ兵から性的暴行を受けるなどして深い心の傷を負いPTSDを発症しました。現在、日本を拠点に日米地位協定の改定や犯罪被害者の支援活動を行っています。
2025年10月に自費出版した3作目となる自伝では、犯罪被害者のために声をあげてきたこれまでの活動や支えてくれた父親との対話の記録が英語で綴られています。
アメリカ兵の犯罪が後を絶たない県内で、人々を勇気づけたいと今回、県立図書館に1冊寄贈しました。フィッシャーさんはこの本を通して「被害者の声を聞いてほしい、被害者ファーストで守られる社会になってほしい」と訴えています。
この自伝は現在、日本語訳も制作されているということです。
