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沖縄地区税関は、11月、県警や地検、アメリカ軍などと県内への不正薬物などの密輸取り締まりについて協議する会合を開きました。

この協議会は、沖縄地区税関を中心に関連機関が情報交換や連携を強化するため年に1度行っているものです。

会合には県警やアメリカ軍など、関係者40人以上が出席しました。

税関によりますと、2024年、管内での密輸摘発件数は104件と、統計史上最多で、その大半が国際郵便物を利用したアメリカ軍基地に送られる麻薬の摘発でしたが、2025年は、アメリカ軍捜査機関などと連携し大幅に減少したということです。

一方、インバウンドの増加で、2025年は空港での違法薬物の摘発件数も増えていることから地区税関では「今後も関連機関が一丸となって、取り締まりを一層強化していきたい」と話しています。