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こちらのモニターをご覧ください【公式・沖縄県警察】と書かれた、インスタグラムのアカウントです。一見、本物のアカウントのように見えますが実は偽物なんです。QABでは、実際に記者がなりすましアカウントにメッセージを送り、アカウントの実態を取材しました。

携帯の画面に表示された「公式」沖縄県警察のインスタグラム。アイコンには、県警のマスコットキャラクター「シーサー君」が使われていて、ユーザーネームも本物の県警アカウントに似せたもの。まるで本物のように見えますが、これはなりすましアカウントです。

記者「沖縄県警の偽アカウントを実際にフォローをしてみます」

記者がフォローしてから、わずか2分後。アカウントからメッセージが届きました。その内容は・・・

「私たちの投資知識を無料で共有します」「未成年が取引を行うのを防ぐために、確認させて下さい。あなたは何歳ですか」

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記者が「24歳」と入力すると「年齢が条件に満たしていない」と返信。別の携帯で34歳と入力すると、「投資学習グループに招待する」とLINEのIDが送られてきました。県内では、きのうまでに65件のSNS型投資詐欺被害が確認されていてその被害額は、およそ6億9000万円にも上ります。

沖縄県警のInstagramを管理している広報相談課の與儀広報室長は、「警察が投資の話を持ち出すことはない」話すことはないと話します

広報相談課 與儀広報室長「警察から投資に関する話等は絶対にありませんので、その時点でまず怪しんでいただきたいと思います。県警からのフォローリクエストが届いたとしてもそれは承認しないようにしていただきたいと思います」「家族や知人、または最寄りの交番とか警察署にも相談してもらっても構いませんので 1人で悩まずにみんなに相談、近くの人に相談していただきたいと思います」

県警では、被害にあわないために、情報の出どころに常に注意するこや、不審なメッセージに絶対反応しないことなどを呼びかけています。