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体の疲れをいやすのに3連休も大切ですが、ついつい飲み過ぎがちな生活習慣を改善するには思い切った「休肝日」の設定も大切なようです。

沖縄県内のビールメーカーと大手製薬会社がタッグを組んだ斬新なプログラムで興味深い結果が得られました。

オリオンビール・矢沼恵一人事総務本部長「ビールメーカーの社員に休肝日を設けるのは相矛盾しているような印象も受けるんですけど」

オリオンビールは小林製薬の協力を得て従業員26人を対象に生活習慣を改善するプログラムを半年間に渡って実施しました。「週2回の休肝日」や「一日平均6000歩以上のウォーキング」、さらには、「糖の吸収を抑えるサプリメント」を活用するなどしていて2022年の同じ時期と比較したところ体重は平均で1.4kg減り、肝機能や空腹時の血糖値が改善するといった結果が得られたということです。

オリオンビール・矢沼恵一人事総部本部長「週2日程度の休肝日があってもその分何年も多く健康的にビールを楽しむ毎日を送っていただいたほうがいいだろうと。(長い目で見れば)会社もハッピーになれるし従業員もハッピーになれるので、休肝日2日は必要なことだと思う」

小林製薬・ヘルスケア事業部・大脇藤人事業部長「(今後は)企業の数を増やしたり行政を巻き込んで公務員の方も対象にしたりとかそういう夢もある」

プログラムの参加者が小林製薬から目標達成のインセンティブとして贈られた生活用品などは、沖縄県が設置している沖縄子どもの未来県民会議に寄贈されています。