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伝統芸能を観光資源として活用しているハワイの観光業の現状を学ぼうと郷土芸能に取り組む高校生らが29日、ハワイへ研修に出発しました。

これは、伝統芸能を観光資源の柱としてさらに発展させる人材を育成しようと2022年度から始まった事業です。派遣されるのは、琉球舞踊や三線などの芸能に取り組む高校生16人で、フラダンスなどが観光の中心となっているハワイのショーを見学したり、地元の高校生らと交流するなど、およそ2週間、沖縄観光の担い手としてハワイの「芸能」を学びます。

向陽高校2年生福原佑一朗さんは「将来、今よりも伝統芸能が幅広い世代に知れ渡るような活動を私たちの手で行っていきたいと思っています」と話し、南風原高校1年生大保舞紗さんは「ハワイにある文化も学びたいし、自分の習っている文化もハワイに届けたいなと思います」と話していました。

研修期間中は、高校生たちによる、特別講演も予定されています。