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コロナ禍で現場実習の機会が制限される中バーチャルリアリティ、VRシステムを活用して技術などを学ぶ授業が那覇市の専門学校で行われました。

「それでは次に私の方で動かしますので、痛みや違和感などあればおっしゃって下さい。では動かします」

この授業は、コロナ禍で現場実習の機会が制限される中、VR技術を活用して専門的な技術や対応力を身に着けてもらおうと琉球リハビリテーション学院が文科省の委託授業の一環として実施したのものです。

授業では、脳梗塞の症例がある患者を想定して学生たちがリハビリ計画を立てたあと、専用のゴーグルに映し出されるVR映像を見ながら、患者への適切な検査や対応などの手順を学びました。

学生は「VRを見たときにコミュニケーションの仕方とか検査の手順も細かく説明されていたので、今後生かせると思います」や「実際に実習に行ってやっている感覚になるので、そこがいいところだなと思いました」などと話していました。

学生たちは、VR映像を見てイメージをつかむことで、学びを深めている様子でした。