楽園の海 案内は水中カメラマンの長田勇さんです。宜しくお願いいたします。今回のテーマは「水中ロックラグビー 全国大会」です。
長田勇さん「過去にも、この楽園の海で取り上げた事があるんですが、読んで字のごとく、水中でラグビーを行います」
歴史がある大会の記念すべき第20回大会、早速VTRをご覧いただきましょう！
美しい砂浜です。お天気にも恵まれたようですね。
長田勇さん「コロナ禍の影響で、過去2年間は小規模での開催だったようです。私も3年ぶりに撮影参加しました」
大人数で集まる事が難しい時期ですから大変でしたね。
長田勇さん「新型コロナ感染予防に細心の注意を払いながらの開催となりました。大会の会場となったのは、本島北部のオクマビーチです」
ワクワクします！
長田勇さん「今年は、男子7チーム&女子3チームの総勢45人が参加。米軍基地所属の方も参加の中、最年少は14歳、最高齢は71歳11ヶ月の當間嗣満さんです。ピンク色のキャップ、お似合いです」
真っ青な海でみなさんとっても良い笑顔ですね、こちらまで元気になりそうです。
長田勇さん「大会初日、10月29日の最高気温は28℃、水温は26℃。このメンバーにより2日間にわたって熱戦が繰り広げられました。こちらが出場チームの面々です。男子チーム、左上から『チームオクマ』『JWP』『Baby Sharks』『ジュニア』のみなさん、そして左上からチーム『アヤナ』『ニラオヤジ』『イムア』のみなさん」
みなさん、最高の笑顔ですね。
長田勇さん「変わって女子チーム、左上から『チームブリトー』『Y&M』『オクマガールズ』のみなさんです」
女性チームの方々も最高の笑顔です。この浮き輪は？
長田勇さん「浮き輪にはロープがついていてさらに下にはトライする場所となる排水溝の蓋、グレーチングが置かれています」
ゴールって書いてありますね！
長田勇さん「そして、なんと言ってもボールの代わりに使用するのが、、、石。重さおよそ30kg」
30キロ！ロックは岩のことだったんですね。
長田勇さん「このスポーツを知らない方は、まずはどんな感じで戦うのか？想像出来ないと思いますので、男子リーグの『JWP』と『ベビーシャーク』の試合をご覧いただきましょう。まずは試合前の挨拶から」
大切なセレモニーですね！
長田勇さん「試合は7分ハーフ前半・後半で対戦します。水深は、3mから4mほど。（潮の干満で変化あり）1トライ1ポイント。コートは、長さ25mほど。基本的には1チーム4人、男女に分かれて戦います。男子は、ブロックを2つに分けて戦い、1位同士が決勝戦を行って優勝チームを決めます」
本格的ですね！
長田勇さん「女子は3チーム総当たりで戦い、（勝利数で）優勝チームが決まります。怪我をしないようお互いに配慮しながら、安全第一で行われます。試合の後は、整列して挨拶」
水中なのにみなさんスゴイ！魚みたい！
長田勇さん「女子チームの戦いも見てみましょう」
動きになかなかの迫力ありますね！
長田勇さん「潜るタイミングとか色々と作戦を立てて、皆さん試合に臨んでます。まさしくチームメートと「石を繋ぐ」→「意志を繋ぐ」チームプレイですね！」
長田さん座布団3枚です！
長田勇さん「面白いのは参加者の職業。ライフセーバーを仕事にしてる方が多いのですが、消防士や救命士、コックさんに金融関係、企業コンサルタント、団体役員、など様々。こちらは最高齢の當間嗣満さんの勇姿！職業はなんとハブ捕り名人！！」
ええええ！すごい！
長田勇さん「主催者の豊田勝義さんは、カメラ目線で余裕を持ってのトライ。男子の優勝チームは『オクマ』、女子優勝チームは『オクマガールズ』でした。「石を持って水底を走る人を撮影する！」って、あまりにも非日常過ぎて、一緒に泳ぎながら笑っちゃうくらい楽しく撮影出来るんです」
私も参加したい！でも体力が・・・長田さん大丈夫でしたか？
長田勇さん「1年で1番泳ぎまくる2日間なので、かなり体力的にはキツイお仕事なんですよ。私も歳と共に体力が落ちてまして・・・わずか2試合目の撮影中に足つりました。。」
大変な撮影です！！！
すばらしい映像に感動しました、長田さんは選手として出場されないんですか？
長田勇さん「内緒にしてるんですが、実は泳ぎが苦手なんです。ですから、選手としては参加しません！！」
長田さん、今回もありがとうございました。以上楽園の海でした。
Qプラスリポート ウォーターロックラグビー楽園の海 水中ラグビー