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辺野古新基地建設をめぐり、沖縄防衛局は埋め立て区域に生息するサンゴの移植のための特別採捕許可を県に申請しました。

辺野古新基地建設問題をめぐり、沖縄防衛局は21日、軟弱地盤が見つかっている大浦湾側の区域を埋め立てるにあたり、この区域に生息する小型サンゴおよそ8万4000群体と大型サンゴ21群体の移植をするための特別採捕許可を県に申請しました。

沖縄防衛局はこれまでこの区域のサンゴの特別採捕許可を2020と2021年の2回、県に申請していますが、いずれも県が不許可としています。

沖縄防衛局は19日の環境監視委員会でこの区域のサンゴについて、2014年の前回調査時点のおよそ2.3倍の8万4000群体が確認されたと報告していて、今回の申請では対象の群体数を増やして申請を行っています。