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奄美大島や本島北部、西表島が世界自然遺産に登録されてから1年となる中、登録地の環境保全について考えるシンポジウムが7日、東京で開かれました。
シンポジウムは朝日新聞や鹿児島放送、QAB、沖縄タイムスが開催したもので、およそ200人が参加しました。
冒頭にはシンガーソングライターのイルカさんと前京都大学総長の山極寿一さんが対談し、奄美、徳之島、本島北部、西表島の4つの島にはそれぞれ独自の自然と人の生活が残っていて、これからは自然と文化をいかに守り、多くの人に伝えていくか、学びの島になってほしいと訴えました。
また、その後に行われたパネル討論では、エコツーリズムや森林生態学の専門家が登録地の生物多様性をいかに守っていくか、国内の登録地の先進的な取り組みや海外の事例を紹介し、参加者は真剣に聞き入っていました。