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新コーナー「SDGsプロジェクト」ニコッと笑える未来へ。今月から番組ではSDGsに取り組む企業や団体を紹介します。記念すべき第1弾はバス企画です。世界自然遺産「やんばるの森」を走る「電気バスやんばる黄金(くがに)号」に乗車してきました。

寺崎アナ「(Q.今日はきっちりした格好ですね?)当たり前ですよ!私バスが大好きなんで、バスに対する敬意を払って今日は貴重なバスの取材に行けるということでスーツでかっちりきました。バスに対しては家族に並ぶぐらい好きですね」

実は寺崎アナ、小さい頃から「バスマニア」。時間さえあれば、雨の日も雪の日もバスに乗り、バスを見に行っていたそうなんです。訪れたのは国頭村。

寺崎アナ「よろしくお願いします」

桝田さん「ドライバーの桝田と言います」

寺崎アナ「すごい透明感がしますね」

桝田さん「窓も大きくて中からの眺めはいいと思います」

SDGs企画 電気バスで世界自然遺産めぐり

バスのデザインは沖縄出身のイラストレーター・POKKE104(ポッケイチマルヨン)さんが手掛けていて、片面には、やんばるの昼の生き物。もう片面には夜の生き物が描かれています。

寺崎アナ「これはどこから充電するんですか?」

桝田さん「ここです!」

寺崎アナ「後ろにありましたね」

桝田さん「ここに差し込んで充電する」

寺崎アナ「右側は何ですか?」

桝田さん「中国用です」

SDGs企画 電気バスで世界自然遺産めぐり

バスは中国BYD社の電気バス。世界70か国以上、およそ7万台の電気バスを納入した実績を持っていて、日本でも64台の電気バスが、BYD社のもの。国内電気バスシェアの7割を占めています。

それでは、電気バス「やんばる黄金号(くがにごう)」に乗り、大自然の森へ。

寺崎アナ「静かですね!」

ガイド・平良さん「CO2を出さないバス。SDGS。持続可能な環境を取り入れています」

ガイド・平良さん「(前方のスクリーンについて)お客さんに見せる用でもあるが、生き物が前を通らないか確認用。イノシシとかね」

寺崎アナ「イノシシ!?いるんですか!?」

ガイド・平良さん「いますよ」

SDGs企画 電気バスで世界自然遺産めぐり

去年、世界自然遺産に登録された「やんばるの森」。世界にここだけしかいない固有種が数多く生息しています。そのためバスの速度は20キロ以下。ロードキル防止のための対策です。

寺崎アナ「私バスによく乗るんですが、こんな深い森の中を明日が走るというのが初めてです。じっくり車窓を眺めて全体を感じるというのが中々ない。すごく今日は貴重な経験をしていると思っています」

バスツアーはおよそ2時間。やんばるの森の生態系や地域の暮らしを案内してくれます。そんな中、寺崎アナアナが気になったことが。

寺崎アナ「ニーリング!」

ガイド・平良さん「ニーリングっていうんですか?さすがバスマニア!」

ニーリングとは車高調整装置のことで、「膝をつく」という意味。子供や年配の方のために少しでも乗り降りしやすいように開発された機能で県内を走るノンステップバスにも備わっています。

SDGs企画 電気バスで世界自然遺産めぐり

そしてツアーの最後はガイドの平良さんが三線で「国頭サバクイ」を披露してくれました。

寺崎アナ「車の音があんまりしないというのも、森を感じるうえですごくいい役割を果たしている。乗り心地もよかったので、バスランキング上位に入ってくると思います。また乗りたいですね」

この事業を展開している「JAL JTAセールス」では、電気バス「やんばる黄金号」で観光を行うことで「環境保全」と「地域振興」の両立を目指しているということなんです。ツアーは事前予約になっています。詳しくは「やんばる黄金バス」で検索ください。