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沖縄本島地方では29日未明からの線状降水帯による激しい雨が続いたため、道路の冠水や土砂災害など被害が出ています。

沖縄県内では29日未明からの線状降水帯による豪雨が午後になっても続いていて、各地で土砂災害や道路の冠水などが相次いで確認されています。

県のまとめによると東村有銘では県道14号沿いの土砂が崩れ車線を塞いだほか、土砂崩れが5件。沖縄市や糸満市などで道路の冠水が7件、床上床下浸水が7件ありました。

沖縄本島地方には線状に連なった降水帯がほぼ留まっていて、名護市では29日未明までの1時間に、6月としては観測史上最大となる73ミリの雨を記録しました。

また那覇市や沖縄市、うるま市など、本島中南部の自治体の7万6129世帯、17万8631人に対し一時避難指示が出されました。このあとは午前中のようなまとまった雨を降らせる雨雲は徐々に少なくなってくるものの、局地的に雨が降る所もあり、注意が必要です。

気象庁は本島中南部、北部では低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に警戒するほか、30日の明け方まで土砂災害にも厳重に警戒するよう呼びかけています。

県内各地で豪雨 初の「顕著な大雨」情報