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県内の待機児童は6年連続減少となりましたが保育士の確保が課題となっています。

県によりますと2021年4月1日時点の速報値で認可保育園に入れなかった県内の待機児童は564人で2020年に比べて801人少なくなり6年連続の減少となりました。

減少率は58・7%で過去最大の減り幅でした。県全体では20の市町村に待機児童がいますがいずれの市町村でも100人未満となっています。さらに、石垣市では待機児童ゼロを達成しました。

一方で、保育士の確保が課題です。県内143施設で316人の保育士が不足しているために1240人の子どもを受け入れられていない現状があります。県では2022年3月末までに待機児童ゼロを目指していて2021年度、待機児童解消に向けて16・6億円を計上し、保育士の確保や保育所の整備などにあてる方針です。

沖縄県内の待機児童 6年連続の減少も保育士不足に課題