旧盆の沖縄を新型コロナと大型の台風9号が襲っています。沖縄本島地方と宮古島地方は暴風域に入る見込みで、暴風や大雨、高潮に厳重な警戒が必要です。大型で強い台風9号は、午後6時には、那覇市の南南西、160キロのところににあって、1時間に約35キロの速さで北北西に進んでいるとみられます。

中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルです。台風第9号は、発達しながら北上し、1日にかけて非常に強い勢力で沖縄地方に接近する見込みです。この台風により交通などにも影響が出ています。

町記者は「旧盆初日の今日ですが、那覇空港では台風9号の影響で欠航が相次ぎ、人の姿はほとんどなく、店舗も閉まっています」と話していました。

空の便は、JAL、JTA、琉球エアーコミューターが、1日も95便、全便を欠航。ANAも1日81便、全便の欠航を決めています。海の便は、那覇や宮古、石垣を発着するほぼすべての便が31日と1日にかけて運休となっています。

このほか、県バス協会は、午後3時出発の路線から全線運休していて、1日は始発から午前中にかけ、全線運休すると発表しました。沖縄都市モノレールは午後5時以降運休し、1日も午前中は運休としています。また、那覇市の泊大橋や宮古島市の池間大橋、伊良部大橋なども閉鎖となりました。

船越記者は「こちら那覇市役所1階ロビーでは暴風警報に伴い現在15人の方が避難しています。また、コロナの感染を防止するため、3密を避け休んでいます」と話していました。

午後1時半ごろに一部の区域に避難勧告が出された那覇市の避難所。避難者に健康管理チェックシートへの記入や、検温などを義務付け、発熱者を隔離する部屋も準備するなど、新型コロナの感染対策も行われています。

そのほか、県内では午後5時半現在、浦添市や沖縄市の一部などでも避難勧告が出されています。

台風9号の進路と被害まとめ