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県内各地は昨夜から豪雨に見舞われました。うるま市宮城島では、降り始めからの雨量が200ミリを超えまして、8月としては観測史上最大の雨量を記録したんです。各地で土砂災害が発生しました。

仲宗根啓介記者は、「住宅前の道路は大きくえぐられるように崩落し、電柱の根本もあらわになっています」と話していました。

うるま市栄野比では、昨夜からの雨で高さ10メートル、幅30メートルにわたって、住宅のすぐそばの斜面が崩落しました。崩落によるけが人はいませんでしたが、斜面の上に住む、3世帯7人が避難しています。

また、恩納村名嘉真では、24日午後9時ごろ、高さ20メートルの幅15メールの範囲で地すべりを起こし、幅約6メートルの村道を埋めました。

県によりますと、24日から25日にかけ、県内ではうるま市や恩納村など13カ所で土砂崩れや斜面の崩落が確認されています。

沖縄気象台によりますと、うるま市で降った雨の量は、25日午前0時50分までの24時間で162ミリと、8月として観測史上最大雨量を記録したほか、渡嘉敷村でも24日午後8時40分までの6時間で239・5ミリの観測史上最大の雨量を記録しました。

沖縄気象台では、大雨の影響で地盤が緩んでいることから、引き続き、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

うるま市で斜面が崩落 住民が避難