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家庭内で虐待される児童を救い出そうと、児童相談所と警察が合同で訓練を行いました。

増加傾向にある児童虐待に対応できるよう、児童相談所の職員や警察、合わせて約60人が参加した訓練は、近隣住民からの児童虐待の通報をうけた児童相談所が立ち入り調査などを申し入れるも、それに応じない家庭に対して、令状を伴う強制力を持った立ち入り、「臨検」に入る想定で行われました。訓練では、臨検を拒む保護者の説得から、児童を保護するまでの一連の流れを確認しました。

全国的に増加傾向にある児童虐待は、2017年度、県内では、691人が虐待被害に遭い、この10年で2倍近く増えています。県内ではこのような臨検にまで行ったケースはなく、臨検の前の段階の家庭訪問などで解決しているということです。