翁長知事 撤回への手続き秒読み

正式表明に向け秒読みです。翁長知事は、24日か25日にも会見を開いて、辺野古の埋め立て承認「撤回」に向けた手続きを始める見通しです。

23日、会議に出席するため登庁した翁長知事は、取り囲む記者団に緊張感をにじませ、「私の責任で判断します」と語りました。

辺野古の埋め立て承認を巡り、沖縄防衛局は早ければ来月17日に護岸で囲った埋め立て区域に土砂を投入する方針を示しています。これに対し翁長知事は、土砂の投入前に埋め立て承認の効果を無効にする「撤回」に踏み込むため、あすあさってにも国からの反論を聞く「聴聞」の手続きを始めるものとみられます。

「聴聞」の通知を7月中に行う考えを明らかにしていた謝花副知事は、23日は無言を貫いていました。

行政手続きでは「国」に対する聴聞の実施は義務付けられていませんが、県は国側の反論をしっかりと聞くため、聴聞を始める期日を通知してから1、2週間後に設定しています。

しかし、3年前の埋め立て承認の「取り消し」の際には、国側が通知後すぐに「承認に何ら瑕疵はなく県の取り消しは違法である」との「陳述書」を提出し、国側が姿を見せなかった経緯もあり「聴聞」が実施されるかどうかは不透明です。