日米関係について研究している東京の学生たちが先日沖縄を訪れました。民泊も体験した学生たち。地元の人と触れ合った中で何を感じたのでしょうか。

男子学生「道に生えてる草をそのまま食べたらこんな感じ」

東京からやってきた学生たちが試食しているのは、すいとん。戦時中、国からの少ない配給でなんとか空腹を満たそうと広がった料理で、野草や海水で出汁をとったものです。

Qプラスリポート 沖縄“民泊”で学ぶ日米関係

男子学生「こういうのを食べなきゃいけないぐらい追い込まれていたんだなと思います」

普段アメリカの政治や歴史について学んでいる法政大学「中野ゼミ」の学生たち。今回は、沖縄を通して日米関係を考えようと訪れました。

Qプラスリポート 沖縄“民泊”で学ぶ日米関係

梅林澄人さん「政治学のゼミで、米軍との関係とかも授業でやっているので、沖縄について深く学べたらなって思います」

法政大学法学部政治学科・中野勝郎教授「沖縄っていうのは、戦後沖縄以外の人たちにとっては考えないようにしようとした世界だったんじゃないかなと思っています。なんらかの形でその境界線を低くしていってっていうのが今回の合宿の一つの狙い」

Qプラスリポート 沖縄“民泊”で学ぶ日米関係

この日は戦争体験者に当時の話を聞き、戦争の記憶をたどりました。

大城藤六さん「(学生:現在の戦争教育は十分だと思いますか?)記録に残さないといけないようなものは発表するとか、よくやってきましたが、十分ということはない」

Qプラスリポート 沖縄“民泊”で学ぶ日米関係

滞在中は糸満市の一般家庭に泊まります。地元の家族に教わりながら作っているのは、ちんすこうです。

お父さん「こうすると粉ついてない部分が出てくるからぐるっと回して」

初めて足を踏み入れた沖縄の家庭。学生たちは米軍基地と密着する生活の雰囲気も感じていました。

Qプラスリポート 沖縄“民泊”で学ぶ日米関係

村田侑花さん「すごく身近なんだなって思います」

高松祐香さん「本土と沖縄って考え方が違うなって思いますね、基地に対する」

お父さん「「生活に直結してるから。ずーっとこれが戦時中から繋がってる。終わらずに今も続いているのが違うと思う」

平和を考えながら一緒に作ったちんすこう。そのお味は・・・?

『いただきま~す。おいしい!売ってるのより絶対美味しい』

戦争の記憶、文化、人々の生活・・・沖縄を肌で感じた彼らの経験が境界線を少しずつなくしていくかもしれません。

梅林さん「沖縄のことに普段あまり接することがないんですけど、今回来たことで自分の中に沖縄っていう存在が植えつけられたじゃないですけど、これから沖縄のこと考えていきたいと思っています」

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