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一票の格差の下での選挙は「無効」と主張

7月の参院選における一票の価値が不平等であるとして選挙の無効を求めた裁判です。

この裁判は、7月の参院選で、選挙区定数の見直しがされたものの、未だに一票の価値が不平等で違憲だとして、選挙の無効を求め全国各地で提訴されているものです。

8月16日の第1回口頭弁論で、原告側は「有権者が最も少ない福井県と比べて、沖縄県の1票は0.58票の価値しかない」と強調しました。

これに対し被告側は、「違憲と言える程著しい不平等状態に至っていない」と、請求を棄却するよう求めています。

また原告側は、今回の参院選で、改憲勢力が3分の2議席を占めたことにも触れ、「不平等な選挙で選ばれた3分の2に正当性はない」と主張しています。次回は9月29日です。