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16-05-29-01

任期満了に伴う糸満市長選挙が29日告示され、これまでに新人と現職の2人が立候補しています。

立候補したのは、届け出順に新人で元県知事公室長の上原昭さんと、現職で3期目を目指す上原裕常さんの2人です。

新人の上原昭さんは、農村部の過疎化や人口の伸び悩みなどで、周辺の自治体に比べて活気が失われつつあるなどと訴え、糸満市の再生を掲げています。

出発式で上原昭さんは、「これまでできなかった企業誘致や観光の振興を含め、国・県の事業を糸満市で実現する必要があります」と訴えました。

一方、現職の上原裕常さんは、財政再建や人材育成など、柱となる8つの政策を示した上で、2期8年の実績を強調して、現市政の継続を訴えています。

上原裕常さんは、「糸満市の政治状況が非常に不安定な状況にあります。これを是非とも是正する必要があります」と第一声をあげました。

糸満市長選挙は、県議会議員選挙と同じ、来月5日に投票され、即日開票されます。