※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

こんにちは、スポーツです。

小さなレスリング選手たちが今帰仁村に集結した少年少女レスリングやんばるカップ。今回は、初めて神奈川県のチームも参戦。全国王者に、沖縄の子ども達が挑みました。

15-08-24-sp01

将来のレスリング界を担う子ども達。今年7月に行われた全国大会では、友寄汰志君が初の全国制覇を成し遂げるなど、県内のレベルも底上げを見せています。

そんな中行われた少年少女レスリングやんばるカップ。

4歳から15歳までの91人が、日頃の練習の成果を競い合いました。またきのうは、2012年ロンドンオリンピック48キロ級の金メダリスト・小原日登美さんが駆けつけました。

15-08-24-sp02

小原日登美さん「レスリングをやるにはすごい良い環境の中で育っていると思うので、あとは日頃の練習を一生懸命頑張って夢に向かって諦めずに頑張ってほしいなと感じました。」

レスリングは、タックルや投げ技を使う、格闘技。相手の両肩を1秒間マットにつけるなど、ポイントで勝負を決めます。今回は、神奈川県のチームも大会に参戦。注目は、今年の夏に行われた全国大会で小学4年生の部、31キロ級の覇者・荻野大河君です。

荻野大河君「沖縄の大会だからそんな来られないから勝ちたい。良い勝負をしたい。」

王者荻野君に、県勢レスラーたちが挑みました!!

15-08-24-sp03

何度も諦めず食らいつきますが、ここは力の差を見せつけられます。2戦とも荻野君にフォール負けしてしまいます。

そんな中、県勢の中で勝ち上がってきたのは、やんばるレスリングクラブ・山城瑞希君。4月に行われた県内の大会で3〜4年生の部30キロ級のチャンピオンに輝いた県内でも実力の持ち主です。

山城瑞希君「練習試合で(荻野君に)一本も取れなかったので今日の大会は勝ちたいです」

試合開始右足にタックルで入られ、更にグラウンドで回され先制を許すと。その後も立て続けに攻め込まれます。

試合終了

15-08-24-sp04

まだまだ高い王者の壁。しかしこの悔しさは、来年へと続くものとなりました。

山城瑞希君「全国チャンピオンはやっぱり比べものにならない。あのチームよりもっともっと練習をして優勝したいです。」

悔しい思いをした選手も多かったかもしれませんがオリンピック選手がいて、県外の強豪選手もいてとても刺激的な一日になったのではないかと思います。