辺野古の新基地建設に向けた工法変更を、退任直前の仲井眞知事が承認したことに反対する市民らが、8日、県庁の知事室前に座り込み、知事との面会を要求しました。知事は午前中登庁していましたが、市民らを避けるように非常階段から退庁しました。

8日午前、県庁前で座り込みをしていた市民らおよそ100人が、県庁6階の知事室前の廊下に集まり、仲井眞知事との面会を求めて座り込みを始めました。

市民らは、工法変更2件を承認した経緯について、知事から直接説明を求めていました。しかし、この直後に、知事は非常階段から退庁したため、面会は実現しませんでした。

面会を求める男性は「沖縄県民の奉仕をするという公僕であるならば、選挙の結果に基づいて判断すべきでしょう?!」と訴えます。

対して県土建部當銘健一郎部長は「新知事に委ねるというのもひとつの方法です。しかし、今回は仲井真知事が判断をしたと」と話します。

男性は「5日後に去る人が責任持てるんですか?どう持つんですか?ハンコというものは、私が責任を持って押しますなんですよ。こんなバカなことあるかよ!」「そうだー!」「県民これから新基地背負うことになるんだよ!」と強く訴えました。

土木建築部長や担当の統括監が対応し、この間の経緯を説明しましたが、市民らは納得せず、仲井眞知事を庁舎に呼び戻すよう要求しました。

担当職員が知事と直接連絡を取ったということですが、仲井眞知事は、「土建部長らが対応した」として、庁舎には戻りませんでした。

市民らは、9日の退任式でも知事に直接説明を求めるとしています。