草柳アナウンサー「県政担当の島袋記者です。いよいよ始まってしまいましたね。」

島袋記者「私も、きょう14日に「ブイが設置」が官邸主導で決められたという情報は掴んでいたんですが、きょうは波が高いことが見込まれいたので、正直、昨夜まで、けさの海の作業は難しいのではないかと見ていたんです。ですから実際に作業が始まり本当に驚きました。」

倉持アナウンサー「非常に危険だったと思うんですが、そこまでして作業をきょう実施したのはなぜなんでしょうか?」

島袋記者「やはり政府の焦りがあったと思います。防衛局の文書では海底ボーリング調査は11月30日までに履行することとなっています。しかし既に今年はたびたび台風が来たこともあって、作業が大幅に遅れているんですね。」

草柳アナウンサー「きょう私は空からのリポートを担当したんですが、上空から見ると作業の様子がよくわかりました。まず、立ち入り禁止エリアを示す、オレンジ色のフロートと呼ばれる浮き具を浮かべていきました。これが2か所です。並行して、「ブイ」が5つ浮かべられました。実際にボーリング調査を行う地点を示すものとみられています。」

倉持アナウンサー「この巨大フロートは10年前にはなかったものなんですよね。」

島袋記者「10年前は反対する人たちの阻止行動で作業が進められなかったんです。設置の背景にはこうした動きを抑え込む狙いがあるといわれています。今回は阻止行動を防ぐために様々な対策が講じられています。実は防衛局は当初ブイの設置を予定していた先月31日の直前にボーリングを行う地点や作業方法を変更しています。つまり直前になって私たちマスコミや県民が知っている内容を変えているんです。」

草柳アナウンサー「ゲート前を見てみても民間の警備会社を防衛局員や警察の前に立たせたり、巨大なギザギザの鉄板を置いてみたりとなりふり構わない様子が見えますよね。県民としては辺野古への基地建設に合意した覚えがないという人が大半なのに、作業がどんどん進められる、一体誰に怒りをぶつけていいのかわからないですよね。この事態を知事はどう思っているのでしょうか?きょうの反応です。」

仲井眞知事「作業の一つ一つを僕に聞かれてもどうにもなりませんよ。これは事業をしている防衛省に聞いた方が早いですよ。」

倉持アナウンサー「なんだか他人事に聞こえますね。。」

島袋記者「作業が進められたきっかけは仲井眞知事の埋め立て承認だと言えます。知事は、埋め立てに承認する際、安倍総理に事実上の条件としてこちらの4つをあげていました。しかしそれがどうなっているかというと、4番目のオスプレイの県外配備という項目については佐賀に一部移転の案が打診されているものの実現されるか不透明ですし、他の3つについても現在協議中や交渉中と具体的なことは決まっていないんです。」

倉持アナウンサー「要するに何の担保もとれていないということですよね。」

島袋記者「そうですね。具体的に県民の目には何も解決しているようには見えない中で辺野古だけが進められる状況になっているんです。」

草柳アナウンサー「明日も作業が行われると見られています。辺野古で何が行われようとしているのか、私たちも細かく見ていきたいと思います。」