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名護市辺野古沖の埋め立て承認申請で沖縄防衛局は10日、県からの3回目の質問書に対する回答を提出しました。

回答は、先月提出された県環境生活部と稲嶺名護市長の意見、そして、県からの3回目の質問に対するものです。

このうち、名護市長意見でオスプレイの飛行に関する日米合意が守られていないとの指摘に対しては、違反する飛行を客観的データで確認できないなどとしています。

當銘健一郎土木建築部長は「十分説明がしきれていない。私共の方からまた聞きたいことがあるということであれば、もう一度沖縄防衛局に対して見解を求めるなり、質問をするなりしていきたい」と話しました。

また、これとは別に、県は名護市長から提出された意見に対して、埋め立てられるエリアの利用状況など4項目9点の確認を求める文書を10日付けで名護市に送りました。回答期限は12月16日としています。