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識名トンネル工事にかかる補助金不正受給問題で3日、県議会百条委員会は、国に返還する際に生じた県の損害金を補てんするよう知事に求める報告案を可決しました。

識名トンネル工事をめぐっては国の補助金およそ5億円を不正に受給し当時、工事に関わっていた県の元幹部らが書類送検されています。

県は、この補助金と利息をあわせおよそ5億8000万円を国に返しましたが県監査委員はこのうち、利息分のおよそ7000万円を損害と認定し県に穴埋めするよう勧告しました。

県議会百条委員会は3日、「県監査委員の勧告を尊重するよう求める」と明記し損害金の補てんを知事に求める報告案を、賛成多数で可決しました。