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ヤンバルクイナを交通事故から守るための対策会議と清掃活動が19日に国頭村で開かれました。対策会議には、やんばる自然保護官事務所や周辺自治体などからおよそ30人が出席しました。

ヤンバルクイナが車にはねられる交通事故は2011年、過去最多の37件を記録し、2012年もすでに10件と、2011年を上回るペースで発生していて、繁殖期を迎える5月以降、さらに事故が増えることが懸念されています。

会議では、事故対策の重点区間を1キロから1.8キロに延長することなどが報告されました。

環境省やんばる自然保護官事務所・福田真自然保護官は「ストップロードキル運動ということで、皆さんがこういう活動をしてますよということをより多くの人に知ってもらうことが大事」と話しました。

出席者は会議の後、重点区間の清掃活動に向かいましたが、その途中にもエサを求めて道路に出てきたヤンバルクイナの姿が見られました。