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高校生を対象に、県産品の食材を通じて健康について考えてもらうための食育教室が那覇市で開かれました。この教室は若い頃から肥満予防に関心を持ってほしいと那覇市が市民の健康づくり10年計画の一環で開いたものです。

はじめに8日朝、泊港で水揚げされた30キロあまりのマグロをさばく様子を泊いゆまちのスタッフが披露しました。生徒らは「マグロをどのようにさばけばきれいに見えるか」など質問しながらその手さばきに見入っていました。

そして、県内で収穫されたハンダマの酢の物やモズクのすまし汁など、栄養バランスのいい食事をテーマに調理実習をしました。日頃は、調理をする機会が少ない生徒も手づくりの楽しさを実感したようでした。

食育教室を企画した那覇市の健康推進課では「沖縄では男性は20代から肥満が始まる。早い時期から肥満予防が大切なので、しっかり認識してほしい」と話していました。