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沖縄で研修を受けているカンボジアの博物館員が、10月24日、小学生を対象に学習会を開きました。学習会の講師を務めたのは、カンボジアのトゥール・スレン虐殺博物館に勤める、ケ・ソパンナカ館長代理ら4人です。

4人は、県平和祈念資料館との交流事業の一環として来日中で、10月24日は沖縄の子供たちにカンボジアの伝統文化やあいさつ、歴史などを伝える授業を行いました。特に、1970年代後半、ポル・ポト政権時代に、300万人以上が犠牲になったことや、当時の拷問の様子などに、子どもたちは真剣に聞き入っていました。

ソパンナカ館長代理は、「戦争がどんなに悲惨なものか、沖縄の皆さんはよくご存じのはずです。沖縄・カンボジア、世界の人々で、平和な世界を実現しましょう」と子どもたちに呼びかけました。

11月4日には、県平和祈念資料館とトゥール・スレン虐殺博物館の合同企画展が開かれます。